株式会社ナビタイムジャパン（本社：東京都港区）は1月9日、EV専用カーナビアプリ『EVカーナビ by NAVITIME』にて、本田技研工業株式会社（本社：東京都港区）の軽商用EV「N-VAN e:」との連携機能を提供開始したことを発表しました。

本連携では、『EVカーナビ by NAVITIME』のアプリ内にて「Honda Total Care」アカウントでログインすることで、車両のバッテリー残量を直接車から取得できるようになり、都度バッテリー残量を手入力することなく、より手軽でシームレスに、正確なバッテリー残量に基づいたEV専用カーナビの機能を利用することができます。

今回提供される連携機能は、以下の通りです。

最適なタイミングでの充電場所と充電時間を考慮したルート探索技術で、EVドライバーの航続距離や充電時間に関する不安やストレスを軽減するとともに、CO2排出量削減への貢献も目指します。

機能詳細

①経路上の最適な充電場所を考慮したルート検索

車両の電費やリアルタイムのバッテリー残量から、バッテリー残量の推移を考慮し、ルート上での最適な充電場所を経由地に入れたルート検索が可能です。「エアコン利用の設定」で、エアコンの電力消費量まで考慮してルート検索に反映できるなど、より正確なバッテリー残量予測をもとに、ルートを提案します。

②現在のバッテリー残量で航続可能エリアを地図上に表示

高速・一般道それぞれを走行した際に、現在のバッテリー残量で走れる範囲を地図上に表示します。目的地まで充電無しでたどり着けるか、どのあたりまで走れるかが、ひと目でわかります。

③ナビゲーション中のバッテリー残量低下アラート

ナビゲーション中に、目的地や経由地到着時のバッテリー残量を予測し、設定した数値以下になる場合に、画面上に「到着には充電が必要です」と通知します。通知内の充電スタンド検索ボタンから、周辺の充電スタンドをそのまま検索でき、経由地としてルート案内も可能です。

④バッテリー残量を考慮した、周辺のEV充電スタンド減少通知

バッテリー残量を考慮して、走行可能な範囲内にあるEV充電スタンド数が設定した数値以下になる場合に、「周辺の充電スタンドが少なくなりました。今のバッテリー残量で行けるのは4ヶ所です。」のように通知します。

ナビゲーションを利用していない時にも発動するので、あらかじめ充電場所を計画していない場合でも安心です。

⑤約23,000台の急速充電スタンドの満空情報

エネチェンジ、プラゴの急速充電スタンドの満空情報に加え、「Honda Total Care」アカウントでログインしたユーザーは、全国約23,000台の急速充電スタンドの満空情報を確認できます。

また、充電中の時間を過ごすカフェやコンビニ、レストランなど、充電スタンド周辺の施設も簡単に検索できます。

⑥「Honda CONNECTナビ」への目的地・経由地の転送機能

Honda CONNECT対応ナビゲーション「VXM-245ZFEi」とリンクし、『EVカーナビ by NAVITIME』アプリで検索した目的地や経由地を車載機に転送できます。

連携方法

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