2025年4月10日(木) 15時
株式会社クリーンエナジーラボ(本社:大阪府大阪市 以下、CEL社)は4月10日、大阪・関西万博開催に向け、舞洲A・尼崎・堺A・夢洲障がい者専用駐車場の4ヵ所の「万博Park & Ride(パークアンドライド)駐車場」エリアにおいてEV(電気自動車)充電器85台の設置を完了したことを発表しました。これにより、来場者のEV利用を促進し、ゼロエミッション社会の実現に貢献します。
大阪・関西万博2025では、カーボンニュートラルなイベント運営を目指し、環境負荷の少ない移動手段の導入が推奨されています。CEL社は、この理念に賛同し、「万博Park & Ride(パークアンドライド)駐車場」エリアにEV充電器を設置。来場者がスムーズにEVを充電できる環境を整えました。
■ 設置台数:85台
■ 設置場所:舞洲A・尼崎・堺A・夢洲障がい者専用の4カ所の「万博Park & Ride(パークアンドライド)駐車場」
※万博会場への自家用車等の乗入れはできません。舞洲、尼崎、堺の万博P&R(パークアンドライド)駐車場に駐車し、P&Rシャトルバスに乗り換えて万博会場までご来場ください。
※万博P&R駐車場は前日までの事前予約が必要です。
※P&Rシャトルバスは万博P&R駐車場ご予約の方のみご乗車いただけます。
※身体障がい者・車椅子をご利用の方など移動に配慮を要する方は、夢洲障がい者用駐車場をご利用ください。
駐車場のご利用についてはこちら:https://www.transport.expo2025.or.jp/route/parking/
■ 設置機種:ABB社 Terra AC Wallbox充電器(6kW普通充電器)※1
■ 付帯設備:CEL社が設計した充電ステーション関連設備を導入
■ 特徴:
EV充電制御CELシステム※2との連携により、ABB Terra AC Wallboxの監視・制御を行い、予期せぬ不具合を早期発見して迅速に解消することで、円滑なイベント運営に貢献します。
スマートフォンアプリ「EV充電利用者専用CELシステム」との連携により、スムーズにEV充電ステーションの予約が可能となります。
■ 検索 / 予約:EV充電器の検索や空き状況を確認し、ステーションの予約が可能になります。
■ QR読み取り:契約している充電器についてはQRを読み取ると充電をすぐに開始することができます。
■ 充電操作:離れたところからでも充電開始・停止の操作が可能になります。
■ 支払:電子決済、クレジットカードでの支払が可能になります。
■ ポイントシステム:利用するごとにポイントが貯まり、充電の際に利用することができます。
CELシステム(EV充電利用者向け)HP:https://cleanenergylabo.jp/business/ev/celsystem_user/
今回の取り組みにより、EVユーザーが安心して大阪・関西万博を訪れることができると同時に、会場周辺の交通混雑緩和にも貢献します。
また、本プロジェクトにおいて、大阪府で創業90年を迎える電気・計装工事会社である岡電気工業所(本社:大阪府吹田市 以下、岡電気工業所)は、大阪・関西万博の運営参加サプライヤーの1社として、普通乗用車用EV充電設備および高圧受電設備を提供。CEL社は、岡電気工業所の協賛の構成員として、大阪・関西万博の期間中およびその後も広く認知される充電インフラとしての役割を担っていきたいとしています。
※1 Terra AC Wallboxは、国際標準規格であるOCPP(Open Charge Point Protocol)に則り、充電器の保守・運用等を専用の端末や特別なネットワークを介さずに容易に行うことができます。
※2 CELシステムのイーブンシェアプログラムを提供することで、Terra AC Wallboxのデマンド制御が可能となり、少ない電力で最適なEV充電を提供します。