2025年4月25日(金) 9時
株式会社プラゴ(東京都品川区 以下、プラゴ)は4月24日、株式会社エネゲート(大阪府大阪市 以下、エネゲート)が提供する急速充電器を中心に全国展開するEV充電アプリ「エコQ電アプリ」のリニューアル開発を手掛けたことを発表しました。今回のプロジェクトでは、充電体験の利便性向上を目的に、検索・決済機能の強化やデザインの刷新が行われ、リニューアル後のアプリは、2025年3月27日から提供されています。
エネゲートは長年にわたりEV充電業界を支えてきましたが、充電器の設置台数の増加やEV市場の拡大に伴い、ユーザーのニーズが多様化し、より快適で利便性の高いサービスへの進化が求められていました。
今回のリニューアルでは、既存システムを活かしつつ、未来のEV需要の拡大に対応するための重要なステップとして、充電ステーションの検索精度や決済のスムーズさを向上させ、直感的に操作できるUI/UXを実現することで、より快適な充電体験を提供することを目指しました。
本プロジェクトにおいて、プラゴはエネゲートのパートナーとして、アプリの企画から開発・UI/UX設計・実装までを一貫して担当しました。
・エネゲートのブランドと機能特性を活かし、直感的な操作が可能なUI/UXを設計しました。
・充電器の検索から充電完了までの動線を改善し、快適でスムーズな充電体験を提供しています。
・柔らかな陰影と立体感を活かしたニューモーフィズムを取り入れ、誰もが直感的に使えるビジュアルデザインにしました。
・充電器のタイプや出力、施設カテゴリ(ガソリンスタンド・自動車販売店など)での詳細なフィルタリングが可能になり、目的に合った充電ステーションを簡単に検索できるようになりました。
・OCPIプロトコル(※) の採用
今後のアップデート対応を容易にするため、OCPIプロトコルの標準規格を採用しました。プラゴは充電サービス連携の国際標準規格であるOCPIプロトコルを先駆的に取り入れるべく、2022年から日本企業としては唯一、欧州の規格整備団体EV Roaming FoundationにFull Contributor として参画し、規格整備に貢献し、先進的な開発を推進しています。
・他のEV充電事業者との相互接続(ローミング)展開などを見据え、将来的な拡張性を考慮した仕様に設計しました。
エネゲートが提供するEV向けの充電器認証・課金システムです。このシステムを利用することで、スマートフォンアプリで簡単にEVへの充電を開始できます。急速充電を中心に普通充電にも対応しており、全国各地に充電器の設置が広がっています。
Myプラゴはプラゴの充電ステーションの検索から決済までを行うことができるスマートフォンアプリです。事前の充電予約が可能なため、充電への不安や待ち時間も解消。「今から充電しに行きたい」という時には60分の取り置きも可能です。月額料金なしの都度利用のほかに、登録した1施設で定額充電できる「プラゴ定額」も提供されており、用途に合わせて「急速充電バリュー」と「普通充電バリュー」の2つのプランからお選びいただけます。
Myプラゴウェブサイト:https://myplugo.plugo.co.jp/