2025年5月2日(金) 9時
株式会社ジゴワッツ(本社:東京都中央区 以下、ジゴワッツ)は、AB Circle Japan株式会社(本社:東京都港区 以下、AB Circle)と業務提携(以下、本提携)を締結したことを発表しました。本提携により、カードリーダー技術を活かした新たなEV充電インフラの構築を推進し、国内外への幅広いネットワーク展開と多様なユーザビリティ向上を同時に実現していきます。
2024年のEVの世界販売台数割合は前年比19%増の1,690万台、市場シェアは19.7%と予測されており、世界的にEVの普及が加速しています。EVの普及には充電インフラの充実が必要不可欠であり、EVユーザーが使いやすい決済・認証システムの確立が課題となっています。そこで、以下の強みを持つ両社が業務提携を行うことで、ユーザーが使いやすい決済・認証システムを確立します。
EV Volumes 「https://ev-volumes.com/news/ev/are-global-ev-sales-forecast-to-improve-by-the-end-of-2024/ 」自社開発したEV充電器と課金アプリ「PIYO CHARGE」を中心に、柔軟なカスタマイズが可能なソリューションを提供。
・Mode3対応EV充電器の開発・提供
OCPP対応のEV充電器を提供し、高い互換性と拡張性を確保。
・EV充電認証・課金システムの提供
「PIYO CHARGE」のホワイトラベル版として「reapp」をAB Circleに提供。スムーズな認証・課金機能をサポートし、運用の効率化を実現。
・AB Circle製カードリーダーとの連携開発
EV充電器とカードリーダーを連携させ、日常的に使われるRFIDカードによる認証を実現。
多言語対応かつグローバルネットワークを有するカードリーダーの開発・国内外での販売。
・EV充電サービスの提供
reappを用いて商業施設・公共施設・宿泊施設など多彩なシーンに向け、既存のQRコードやBluetoothの認証だけでなく、RFIDカード認証型充電サービスを展開。
・導入施設との運用管理・サポート
全国および海外拠点を通じて、導入後の保守・サポート体制を整備し、安定稼働を実現。
・グローバルネットワーク活用による市場拡大
カードリーダーがすでに普及している世界各国へEV充電器及び充電システムを展開。スケーラブルな事業展開が可能。
本提携により、既存の社員証・会員証といった日常的に使用するRFIDカードで認証・管理が可能なEV充電ソリューションを提供します。さらに、AB Circleのグローバルネットワークを活かした海外拠点での充電インフラ構築により、国境を超えたEV充電の利便性向上を狙います。
クレジットカード登録やQRコード読み取りが不要。社員証・会員証など、利用者が普段携帯しているRFIDカードをそのまま充電の認証・利用管理に活用できます。
ジゴワッツが独自開発した課金アプリ「PIYO CHARGE」のホワイトラベル版「reapp」をAB Circleが採用。
シンプルで直感的な操作設計や柔軟な課金体系(時間課金・定額プランなど)により、入施設側もユーザー側も利便性と収益性を両立した充電サービスを利用できます。reappユーザーとPIYO CHARGEユーザーは相互利用可能です。
なお、ジゴワッツのホワイトラベルについては、こちら をご参照ください。
商業施設、公共施設、ホテル、社有車駐車場、ゴルフ場など、日本全国から海外拠点までカバー。AB Circleが有する国内外の販売・サポート網を活かし、施設オーナーがスムーズに導入~運用管理できるように支援します。
・導入後のアフターサポートや障害対応
・充電器とカードリーダーの一元管理
AB Circleが展開する海外ネットワークを通じ、ジゴワッツのEV充電技術を世界各地に展開予定です。カードリーダーによる多様な認証手段を用いることで、EV利用の敷居を下げ、次世代モビリティ社会の構築に貢献します。今後は、IoT連携との組み合わせなど、より高度なソリューション開発も視野に入れています。
本提携を通じて、ジゴワッツとAB Circleは利用者目線に立った快適なEV充電インフラの整備を目指し、国内市場はもとよりグローバル展開を加速させていきます。将来的には、次世代モビリティ社会に対応した新サービスの開発も見据えています。
両社は今後も、業界をリードする技術とノウハウを結集し、より多くの施設に導入しやすい、より多くのユーザーに使いやすいEV充電サービスを創出することで、持続可能な社会づくりに貢献していきたい考えです。
3 件
2025年5月2日(金) 11時
社員証や会員証を活用したEV充電の認証システムは、利便性とセキュリティの両立という点で非常に有意義な取り組みだと感じます。
アプリに依存しない運用は現場にも優しく、今後の普及にも大きく寄与しそうですね。
ただ、充電器がそれぞれの車両と通信して個体を識別できる方が良いのでは?
NACSを使ったテスラはすでにできている。
日本はどんどん海外と差が付き、自動車大国と胸を張れなくなりますね。。。
2025年5月2日(金) 10時
携帯で認証できるようになると、カード忘れなど無くなり便利だと思った。
アプリでの認証も車内から出来るから便利ですけど、かざして充電できるのもイイね!