2025年6月10日(火) 10時

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ENEOS Charge Plus 全長6.5m以下のEVトラックが利用可能なサービスステーションの整備を完了

ENEOS 株式会社(以下、ENEOS)は6月9日、EVトラックの普及に向けた充電インフラ整備の一環として、EV経路充電サービス「ENEOS Charge Plus」の EV充電スポットのうち、全長6.5m以下のEVトラックが利用可能なENEOSサービスステーション(以下、SS)の整備が完了したことを発表しました。


EVトラックが利用可能なSS整備の背景


商用車の電動化が進むなか、物流を担う各事業者は、事業所内の「充電インフラへの投資負担」や「基礎充電器設置スペースの制約」、「賃貸用地および賃貸物件の充電器設置制限」に加え、所外においても「EVトラック向けの経路充電不足」等の課題を抱えています。特に、EVトラックは車体が大きく、受け入れ可能なEV充電スポットが限られています。ENEOSは、エネルギートランジションの実現と充電インフラ社会の構築に向け、SSを中心とした「ENEOS Charge Plus」の提供を通じて、これらの課題に対応するため、SSの設備を活かしたEVトラック向けのEV充電スポットの拡充に取り組んでいます。


今般、6月9日(月)より、「ENEOS Charge Plus」の充電スポットが設置されている全国580か所のSSのうち、219か所のSSにおいて、全長6.5m以下(架装含む) のEVトラックの受け入れが可能となりました。今後も車両の全長毎に利用可能なSSの整備を進めつつ、利用可能なSSを順次追加する予定です。






現時点で利用可能な EV 充電スポットの一覧は、「ENEOS Charge Plus」の特設サイト(https://www.eneos.co.jp/chargeplus/evtruck/ ) をご覧ください。



大型化・専用休憩施設を併設した商用車向け「大井充電ステーション」の実証実験も開始


ENEOSは、新木場TSでの共用充電ステーション実証実績(※)を踏まえ、さらにEVトラックの受け入れ車両数を拡大した商用車専用大型充電ステーションを、2025年下期より大井八潮エリアにおいて運用開始することも発表しました。


商用車の電動化における諸課題にくわえ、働き方改革法の改正による2024年問題などを背景に、ドライバーウェルネスの向上を目的とした休憩施設を併設した商用専用充電ステーションのニーズが高まっています。

本共用充電ステーションには、1プラグ動作時最大150kW・2プラグ動作時最大90kWのハイパワー充電器を複数基設置し、複数のトラックを同時に急速充電することができます。さらに、事前予約制とすることで、他の車両と充電時間が重なって待ち時間が発生することを防ぎます。またステーション内に併設の休憩施設には、椅子・机、スマートフォン等の充電用コンセント、Wi-Fi、空調、お手洗い、さらに飲料・スナック類を備えた自動販売機を完備し、EVトラックの充電時間をより快適かつ有効に活用しドライバーウェルネスの向上に貢献します。


なお、本共用充電ステーションは、原則会員のみの利用となります。本実証実験への参画を希望する事業者は、大井充電ステーション実証実験窓口までご連絡ください。


※ ENEOS 日本初となるEVトラック対応の商用車向け共用充電ステーションの実証実験を7月から開始

https://ev.gogo.gs/news/detail/1718942751


ENEOS Charge Plusについて





ENEOS Charge Plusは、基本料金無料、使った分だけお支払いのおトクなEV充電サービスです。スーパーや道の駅、サービスステーション等に急速充電器、普通充電器を設置しており、急速充電器は最大60分充電可能なので、充電時間を有意義に活用することができます。提携充電器も拡大中で、EV充電エネチェンジの普通充電器、エコQ電の急速充電器もENEOS Charge Plus充電会員カードなどから利用可能。ENEOSのサービスステーションでは充電だけでなく、洗車やタイヤの空気圧チェックなど、車のメンテナンスサービスも提供し、安心・快適なドライブを支えます。


ENEOS Charge Plus WEBサイト:https://www.eneos.co.jp/chargeplus/



詳しくはこちら

全長6.5m以下のEVトラックが利用可能なサービスステーションについて ~「ENEOS Charge Plus」がEVトラックの経路充電ニーズにお応えします!~

新木場TSでの商用車向け共用充電ステーション実証の好評を受け大型化・専用休憩施設を併設した「大井充電ステーション」の実証実験を開始します ~2025年下期から品川区大井八潮にて運用開始予定~

※ENEOS株式会社は、GoGoEVのPRパートナーです。

コメント一覧

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3 件

2025年6月16日(月) 0時

メーカーがどんなに燃費をよくしても、実際はよくならない! 何故ならば、積込待機・仮眠・荷卸待機と、暑い寒いで、エンジンかけっぱなしよ!涼しい風がある時でさえ、馬鹿の一つ覚えのようにエンジンかけっぱなしよ!(走行距離に加算されないから、オイルが劣化しても交換はしないのが当たり前ね!排気ガスが臭いのはこういう車だよ!)
冷凍車・冷蔵車なんかは、積む前の予冷・積んでる時、件数卸なら卸してる時もエンジンかけてないと、荷室の温度が上がればおじゃんの商品もありますからねぇー。
そういう事も踏まえて、トラックのEV化が加速するかですかね!

まぁー、2トン箱車の空車時は、ほぼ乗用車と変わりないスムーズな走りでした! 平ボディ・箱車の地場はなんとかなるさ! 中距離・長距離トラックが問題ですよね!待機と仮眠のキャビン内の温度対策ですよね!走行+仮眠・待機時間の容量確保と短時間で満充電できるか?

今回でもやっと2トン車ロングクラスですから、3トン・4トンショート・標準、ロング・スーパーロング・7トン・8トン・10トン・13トン等(細かい2軸~4軸は略)の、道のりは長いっすよ!
そして、地場から中距離を経て長距離トラック・バスですよー。

2025年6月11日(水) 3時

トラックやバスの運転手さんの腰痛の一因は、不自然な姿勢での頻繁なクラッチ、アクセル操作もあるとお聞きします。乗用車と比べて操作系の配置等の制約が多そうですものね。
その制約が比較的低いEVが増えて運転手さん達の負担が減ると良いですね。

Good!

2025年6月10日(火) 10時

商用車専用大型充電ステーションが整備されれば、EVトラックの運転が非常に快適になりますね。深刻な人手不足の問題もあり、ドライバーウェルネスの向上はとても重要。トラックドライバーのみなさまが気持ちよく運転できるような環境が整っていくことに期待です。

Good!