2013年5月17日(金) 8時

【EV・普及】EV利用者モデルは普及を手助けする(Electric vehicle user models help implementation)

アイスランドの私立大学であるレイキャビーク大学にREYSTという大学院があります。

これは、Reykjavik Energy Graduate School of Sustainable Systemsの略で、再生可能エネルギーを中心とした研究が行われています。


・参考 REYST


そこのDr. Ágúst Valfellsが開発したEV利用者モデル(おそらく、会社や自治体の利用している自動車を、EVに置換えられるかなどを分析するモデル)が、今アイスランドで注目されているとのことです。


アイスランドは国の電力のほぼ100%、全エネルギー(ガソリンや非常用ディーゼル用燃料などを含む)の80%が地熱と水力から作られる再生可能エネルギー大国です。

実はこの数値、OECD中でダントツの1位。2、3位のノルウェー、ニュージーランド、ですら全エネルギー中の再生可能エネルギー比率は40%台ですので、その高さが良くわかります。


2008年の金融危機以降、アイスランドは地熱の活用に力を入れており、石油輸入を減らすためにも電気自動車や燃料電池自動車が推進されています。筆者がアイスランド大学に留学していたころから、徐々に普及が始まっていましたし、再生可能エネルギー100%が本当に実現するかも知れませんね。

引用元のニュース記事

News of Iceland

コメント一覧

コメントの投稿、コメントへのGood!はユーザー登録が必要です