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2013年7月10日
以前、このコラムにおいて、世界のEVインフラについて書かせて頂きましたが、主に米国の取り組みについて取り上げました。
このうち、オランダは充電器の配備が比較的進んでいると考えられている国で、特に普通充電器の普及が見られている特徴があります。
一方、急速充電器については、今後の整備が課題でありましたが、この度、スイスに本拠地を置くABB社が、およそ200ヶ所の充電スタンドの整備を受注しました。
このオランダでの充電インフラ整備において注目すべき点は、4点あります。
(1)CHAdeMOおよびCCSシステム(コンボ)の両方が使える。
(2)主に高速道路上に設置し、50km走行毎に1ヶ所の充電スタンドを確保する。
(3)太陽光パネルなどを併せて設置する。
(4)全て情報はクラウドに集められ、支払いシステムと連携する。
ABB社はこれら項目を備えた充電スタンドを2015年までに整備する予定です。そして、これら4点は、現在、日本国内外の充電インフラ整備で問題となっている点を上手くクリアしていると思われます。
すなわち、次の事が言えます。
1点目は、充電器規格の問題をクリアし、自動車メーカ側の負担を軽減します。
2点目は、全国規模の整備を一括で行い、全国をEVで走行出来ると言うメッセージを発信します。
3点目は、EVが環境に良いというイメージの醸成に寄与することが出来、普及に貢献すると考えられます。
4点目は、日本の現状でも見られる通り、決済システムが複雑で、利便性が損なわれる事態を回避しています。
(※)著作権:ABB社
(※)著作権:ABB社
EVの普及を目指す上で大変参考になる取り組みと思われ、日本の高速道路上での充電インフラ整備でも参考にして頂きたいものです。
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