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2013年12月4日

【東京モーターショー】MAZDAアクセラ・スカイアクティブCNG

2013年11月22日より12月1日の期間で行われた東京モーターショーでは、GoGoEV・gogo.gsメンバーによる共同取材を行いました。


そこでGoGoEVコラムにおいて、

 ・電気自動車(EV / BEV)

 ・プラグインハイブリッド車(PHEV / PHV)

 ・水素燃料電池自動車(FCEV / FCV)

などの電動自動車と、

 ・LPG自動車

 ・CNG自動車

など、石油代替燃料自動車について、東京モーターショーでの展示内容をご紹介致します。



本日は、マツダが提案した、アクセラ・スカイアクティブCNG(Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス)を紹介します。マツダは前回、今回の東京モーターショー共に、電気自動車などのプラグイン自動車を出展ておりません。これは、前回のモーターショーのテーマが「環境の先にある、走る歓びを。」、そして今回が「Be a driver.~マツダは『走る歓び』で世界へ挑む」であり、特に、エンジンによる走行に主軸を置いていたからと考えられます。


しかし、MAZDAの自動車が環境への対応をおこなっていない訳ではありません。ご存知の方も多いとは思いますが、SKYACTIVE技術による高圧縮比ガソリンエンジン、低圧縮比ディーゼルエンジンによって燃費性能を改善させています。


更に今回の東京モーターショーでは、CNG自動車を参考出品しました。





エンジンはアクセラSKYACTIVE-Gをそのまま利用、天然ガスをポート噴射する仕組みを採用しました。また、今回は参考出品車であることから、CNG供給ポートは、エンジン横に取り付けられています。



CNGはトランク部に設置された20MPa75Lタンクに充填されると共に、ガソリンでも走行する事が可能です。ガソリンとCNGのDual fuelによる燃焼や、別々の利用(Bi-fuel)など、状況に応じ設定できるとのことでした。



各種諸元になります。



なお、今回のアクセラ・スカイアクティブCNG、開発者よりその開発の主旨を伺うと、以下の2点を挙げられました。

(1)ガソリンに比べてCO2を減らせることで、環境問題への対応

(2)世界的に需要が高まっている天然ガス利用への対応


特に2点目については、米国のシェールガス革命や、イランやパキスタン、ブラジル、アルゼンチン等での急速なCNG自動車の普及を考慮すると、エンジン技術が向かうべき大きな方向性の一つと言えるのでは無いかと思います。


今後の、マツダの低公害車・代替燃料自動車の取り組みが楽しみです。

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