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2014年3月11日
先月14日、バンダイ ナムコグループでネット事業を展開しているVIBE社は、沖縄県の補助事業として電気推進船の実用化に向けて取り組むと発表しました。 マリンレジャーを主目的とした日本初の海上における電気推進客船の実用化に向けて、石垣市と連携しながら様々な活用検証を実施して行くそうです。
▲電動船は双胴船タイプで全長約19.5m、全幅約6m、速度は8ノット(約15km/h)(出典:VIBEウェブサイト)
今回の取り組みを行うに至った理由は、沖縄県の離島地域における3つの課題があるからです。
1) 電力供給が不安定
2) 化石燃料観光船による海洋汚染
3) 国際的な排ガス規制による船舶の燃料コストの問題
これら課題を、電動船によって解決していこうということになります。なお、既に船体の設計は完了しており、本年10月に完成予定で、試験運航を経て来春から石垣港離島ターミナルをベースに商業運航を開始する模様です。
またグラスボートとして美しいサンゴ礁を船の中から鑑賞することが可能であり、1回の充電で2時間の航行が可能です。石垣港に設置した蓄電池を備えた充電基地は陸上電源基地としても機能することから、台風等の災害時の一時的な電力供給に対応することも可能となっているようです。
電動船はエンジン船独特の匂いがせず、また、航行時の振動が少ないのが魅力的です。 また海洋自然を守ることもでき、観光におけるアピールとしても大いに活躍してくださることが期待できますね。
先日のEV関連コラムでも取り上げましたが、沖縄の離島地域では他に、再生可能エネルギーによるEVの実験走行を開始されることもあり、今後、再生可能エネルギー、電気移動体(EVや電動船)などを組み合わせた取り組みが増えることを期待したいと思います。
今後離島地域でのEV実証実験は増加していくことが考えられます。このような取り組みが増えることで離島地域はどんどんエコアイランドになっていくことが期待されます。
○参考ウェブサイト
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
2024年10月1日 idemitsuでんきの【3つのおトク】!新規入会で電気料金が割引になるキャンペーンも実施中!【11月30日まで】 |
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