EV充電関連ニュース&お知らせ

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2014年5月28日

【充電システム】非接触充電EVバスの実証実験を開始(東芝)

今月7日、株式会社東芝(以下、東芝)は環境省が公募した「平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」において、「EVバス早期普及にむけた充電設備を乗用車と共有するワイヤレス充電バスの実証研究」をテーマとして実証委託先として選ばれたと発表しました。本研究はでは早稲田大学理工学術院の紙屋雄史教授と共同で提案したものであるとのことです。


東芝はこの研究において、3月に発表した同社製の7kW非接触充電装置を使用する予定であり、一般車に比べて車高が高いバスへの対応や、停車位置がずれた場合などへの適用も可能であるとのことです。


●GoGoEVコラム(2014年4月7日付)

【充電システム】7kW非接触充電装置を開発 (東芝)

実証試験では、神奈川県川崎市の協力を得て、川崎市殿町内、ANAの拠点があるキングスカイフロント地区と羽田空港周辺で、全日本空輸株式会社(ANA)の社用バスとして活用されます。今年度は機器の設計、運行ルートの選定などを行い、今年度から来年度にかけ、EVバスを運行し、コストや性能の検証ならびに、小型バスや中型バスなどバスの大きさの違いによる比較なども行っていくとのことです。



▲システムのイメージ図(出典:東芝株式会社ウェブサイト)


電気バスはその運航形態や燃費の都合から必然的に充電回数が増え、また充電時間も短くすることが求められます。比較的高出力である7kWの非接触充電装置は、充電容量から考えて一定の需要があるとみられます。今回行われる実証実験次第では、今後の普及が見込まれます。このところ各方面で実証試験や開発が進められている非接触充電システムの今後に期待が膨らみます。


●参考ウェブサイト

-東芝株式会社プレスリリース(2014年05月07日)

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