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2014年6月3日
富士重工業の吉永泰之社長は先月22日、フジサンケイビジネスアイが行ったインタビューにおいて、2020年までに自社開発の電気自動車(EV)を米国に投入する考えを明らかにしました。
同社は米国市場において、昨年、HV(ハイブリッド車)を投入し、また、2017年の発売に向けてPHV(プラグインハイブリッド車)の開発を進めており、EVはそれらに次ぐ第3弾となるようです。
これまで富士重工業は軽自動車「ステラ」をベースにしたEVを2009年より国内で法人向けに限り販売してきました。しかし、当時は充電インフラが充実しておらず、また、同社が軽自動車の生産を取りやめたことから、EVより撤退していました。
今回、再びEV市場に参入するのは、米国最大の自動車市場であるカルフォルニア州で導入される環境規制「ZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制」に対応するのが目的で、そのためにEVが不可欠だと判断したようです。
米国に投入するEVはこれまで蓄積した技術をもとに自社開発する方針で、米国EVベンチャーのテスラ・モーターズが販売するセダンタイプEV(モデルS)が人気を集めていることなどから、大型EVを投入する可能性も述べております。
開発は年内にも方向性を決めた上で始まる見通しであり、また、日本国内での販売は需要動向を見極めた上で判断すると、吉永社長は述べています。
業績面では好調な富士重工業ですが、やはり排ガス規制に対応するためにEVを投入するという方向に進み始めました。HV、PHV技術についてはトヨタと提携していますが、EV技術についてもそれら技術の延長線上で進めることになるかもしれません。
また、EVは国内では中小型車が一般的であることから、もし大型のEVが開発されるのは、楽しみです。航続距離を一定程度確保しつつ、価格がこれまでのEVとあまり変わらないのであれば、大きく普及するかもしれませんね。今後の動向に期待しましょう。
●参考ウェブサイト
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