2014年10月2日(木) 1時
今月8日、東京のハイヤー・タクシー事業者である株式会社日の丸リムジン(以下、日の丸リムジン)は、テスラモーターズの電気自動車「モデル S」をハイヤーとして導入し、「ゼロ・リムジン」の名でサービスを行うと発表しました。都内利用客のみならず、外国人観光客やビジネスマンの送迎を中心にサービスを展開するとのことです。
▲日の丸リムジンが導入する「ゼロ・リムジン」(出典:日の丸リムジンウェブサイト)
日の丸リムジンによると、同社は5台のモデルSを発注済みであり、1月頃に全車が導入される予定です。その後は、一般的な時間貸し、専属月極め契約に加え、「エコタウン東京ツアー」などの企画旅行を「ゼロ・リムジン」で行う事も検討しているようです。
日の丸リムジンは今後、東京オリンピックが開催される 2020 年には、同社のハイヤー・タクシーに100 台規模で電気自動車を導入するとの目標を掲げており、「モデルS」によるリムジンサービスの成功が、次の導入への重要なステップになっていると思われます。
車内では、WiFi 環境が整備され、タブレット端末も標準装備されるとのことであり、海外から来られた観光客・ビジネスマンにとっては、とても助かると同時に、驚きと感動を与えるサービスになるかもしれませんね。
●参考ウェブサイト:
日本初、電気自動車リムジンサービス 『ゼロリムジン 『ゼロリムジン(ZeRO Limousine) Limousine)』運行開始(日の丸リムジンプレスリリース)(※pdfファイル)