2014年11月11日(火) 1時
今月4日、三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)は、同社のEV・PHEV向けに、充電サービスなど各種サービスをパッケージにしたサポートプログラム「三菱自動車・電動車両サポート」の先行入会の申込を11月20日より受け付けると発表しました。
三菱自動車・電動車両サポートとは、詳細は未だ発表されていませんが、日産が行っている「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」と同様、充電スタンドの利用サービスや点検・メインテナンス、緊急時のサポートなどが含まれるものと思われます。
今回、発表された先行入会キャンペーンは、MiEVシリーズやアウトランダーPHEVなどの三菱車の電気自動車に対し、キャンペーン期間中、日本充電サービスが提供する高速道路のSA/PA、コンビニエンスストア、道の駅、宿泊施設等の急速充電器、および普通充電器を利用できる充電カードを月会費・利用料金無料で使うことができるようです。なお、キャンペーン期間は2014年12月1日から2015年3月31日となっています。
▲三菱自動車EV・PHEVラインナップ(出典:三菱自動車工業ウェブサイト)
ところで、日本充電サービスとは、三菱自動車、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業の自動車会社が中心となり設立した充電器の普及および充電器認証サービスを提供する会社で、同社は、これまで複数社が提供してきた認証サービスを統合、1枚のカードで各社の充電器利用が可能になるサービスを開始する予定です。
NCSの急速充電器は来年4月には4,000基となる見込みで、三菱自動車の先行入会キャンペーンでは拡大していくNCSの充電ネットワークを使って、新しい場所にお出かけしたくなるかもしれません。
日産自動車も、先月1日に会員制の「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」を改訂し、NCSが管理・拡大を進める急速充電設備が使い放題になるプランを追加していますが、今後、各社のサービス拡充に期待がふくらみます。
●関連コラム
【EV】電気自動車充電スタンド、認証カードまとめ(その1)●参考ウェブサイト
三菱自動車プレスリリース