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2015年7月3日
GoGoEVコラムでは先週、今週と電気自動車(EV)/プラグインハイブリッド車(PHEV)の中古車について取り上げてきました。本日は自動車用途として十分機能できなくなった蓄電池を別用途として用いる「二次利用」についてご紹介したいと思います。
本コラムではこれまでも各社の取り組みについて紹介してきました。例えば、日産自動車と住友商事との合弁会社である4R ENERGY(フォーアールエナジー)は、2016年を目処に、二次利用バッテリーの商品を販売する準備を進め、家庭用蓄電システムの市場開拓を2010年より行っています。
○GoGoEV関連コラム(2014年1月29日付)
▲4R ENERGY社の事業計画(出典:同社ウェブサイト)
今年に入り、これらの取り組みが徐々に現実化してきています。米国ではGeneral MotorsやNissanが取り組みを加速させています。このうち北米日産は先月、カルフォルニアの同社施設を皮切りに二次利用電池を設置すると発表しました。ゼネラルマネージャーであるBrad Smith氏によると、CO2の削減、電力網への負荷軽減、エネルギーコストの削減に寄与する取り組みだとしています。
また、General Motorsは自社向上敷地内に二次利用電池を設置、風力発電や太陽光発電と組み合わせた実証試験を開始しました。
▲General Motors社の二次利用蓄電池(出典:同社WEBサイト)
家庭用蓄電池市場では米国テスラモーターズなども参入を検討しているようですが、蓄電池の二次利用においてはこれら二社が先行し実施しています。日本でも少しずつ実証がされているようですが、今後予想されているEV/PHEVのモデルチェンジに伴って、一定数の廃車も出始めることも予想され、蓄電池の二次利用の取り組みが広がることを期待したいものです。
●参考ウェブサイト:
-Used Chevrolet Volt Batteries Help Power New IT Building(General Motors)
-G.M. and Nissan Reusing Old Electric Car Batteries(The New York Times)
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