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2015年8月3日
今日のコラムでは電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)がどのくらい売れているのか、各国における2015年第1四半期の販売台数とそのシェアデータからご紹介したいと思います。データは世界自動車市場等の調査会社のIHS Automotiveにより調査されました。
まず2015年第1四半期の販売台数とシェアデータのまとめです。
販売シェアについて高い順から並べると、圧倒的にノルウェーが高いことがわかります。
一方で、台数にすると米国、中国が多いことがわかります。
このように見れば、世界でEV/PHEVを始めとするプラグイン自動車市場を牽引しているのがノルウェー、米国、中国であることがわかります。ノルウェーの場合、新車販売台数の3分の1がEV/PHEVとなります。これは、税制優遇をはじめとする様々な優遇措置と、フォルクスワーゲンのe-golfなどの投入による影響と見られており、前年期より41%も販売台数が増加しました。
ノルウェーは人口500万人程度と新車の市場自体は決して大きくないのですが、このような圧倒的なシェアでEV/PHEVが売れているのは目を見張るものがあります。
ところで、日本の販売シェアが0.6%に留まり、さらに、今日ここで紹介した国のうち、日本のみが販売台数で減少傾向にあります。世界のEV/PHEV市場が伸びているところで日本だけ市場拡大でもたついているのは少し残念ですね。
EV/PHEVメーカーの多くが日本メーカーであることを考えると、素晴らしい自動車を投入することも勿論もっと期待したいところですが、国内市場をもっと盛り上げる必要があるかも知れません。
一方で隣国の中国はシェアは0.3%と決して大きくありませんが市場が大きく、販売台数では急速な伸びを示しており、今年の第1四半期実績では12,555台になりました。昨年度が1,486台の販売だったことを考えると、その伸びが良くわかります。中国でもEV/PHEV導入の優遇措置が取られており、国をあげてエコカー導入を進めている結果なのでしょう。
EV/PHEVが世界的にもっとメジャーになることを期待したいですね。
●参考ウェブサイト:
-Norway Leads Global Electric Vehicle Market (IHS Technology)
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