GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2015年9月4日
日産自動車が販売する商用タイプ電気自動車・e-NV200は昨年秋に発売が開始され、およそ1年になります。既に欧州を中心に2000台以上が市場に出回っている状況ですが、日本では350台程度が現在導入されているようです。これは、日産自動車のスペイン・バルセロナ工場で生産されていることも関係しているかも知れませんが、日本での導入を促進しようと日産自動車が興味深い事業を始めましたのでご紹介します。
○GoGoEV関連コラム
-【EV】EV初の商用車「e-NV200」発売決定(日産自動車)(2014年6月24日付)
-【EVタクシー】日産・e-NV200でロンドンタクシーに参入(2014年1月15日付)
-【東京モーターショー】日産・e-NV200(2013年12月11日付)
e-NV200は広い居住スペースを持つ商用車として開発された電気自動車(EV)で、これまで、移動販売車としてや、蓄電機能を用いた夜間照明、静粛性を利用した介護用送迎車、EVタクシーなどの使い方が考えられてきました。
▲e-NV200を用いた夜間照明の例(出典:日産自動車ウェブサイト)
さらに今回、日産自動車は電気自動車(e-NV200)活用事例創発事業と呼ぶ事業を行う事になりました。これはe-NV200を用いた電気自動車の新たな使い方を都道府県単位の自治体が日産に提案し、その上で採択されれば3年間無償で自動車を利用する事ができるというものです。
日産自動車によると以下のような使い方も含めた具体的提案を求めているようです。
・静粛性や給電機能を活かした各種作業車両としての活用
・災害時の蓄電池としての活用
・中山間地域でのガソリンスタンド減少対策
とは言え、それ以外にも色々な活用の仕方があるのではないでしょうか?例えば、宣伝車として使えばこれまで必要であったバッテリ追加工事が不要となりそうですし、移動スーパーなどの冷凍、冷蔵設備用電源にもEVの電力は活躍するかも知れません。
もし皆さんがおもしろい活用方法を思いつきましたら、是非、GoGoEVのFacebookコメント欄に書き込んでみてください。当コラムは行政関係の方も多く見られていらっしゃいますので、参考にされ、もしかすると実現するかもしれません。
EVの新たな使い方が生まれてくると面白いですね。
○参考ウェブサイト:
-日産自動車、「電気自動車(e-NV200)活用事例創発事業」を開始-電気自動車(EV)の無償貸与を通した事例開発-(日産自動車2015年9月2日プレスリリース)
2024年11月18日 【結果報告】環境問題への対策のための実証実験【昼充電へのシフトによる環境貢献】New |
2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
2024年10月1日 idemitsuでんきの【3つのおトク】!新規入会で電気料金が割引になるキャンペーンも実施中!【11月30日まで】 |
コメントをするにはログインまたはユーザー登録が必要です