GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2018年1月29日
GoGoEVでは、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)向け充電スタンド検索サービスを2010年に開始して以降、EV・PHEVの普及に資する取り組みなども行っています。例えば、マナー関係の啓発活動や、他には、シンポジウムを通して、また、直接、業界関係者への提言なども行っております。
昨年11月には、「EVオーナー徹底討論!」というフォーラムを立上げました。第一弾は、「EVユーザーとして声を大にして伝えたい!自動車メーカー・充電器メーカー・EV関連団体への要望」として、皆さんに意見を出して頂きました。
○参考ウェブサイト:
-EVユーザーとして声を大にして伝えたい!自動車メーカー・充電器メーカー・EV関連団体への要望(GoGoEVフォーラム:2017年11月7日公開)
フォーラムを2017年11月7日に設置し、早や3ヶ月近く経った1月末現在でも、新しいコメントが続々と入っていおり、皆さんの熱い思いがひしひしと伝わってきます!コメントを下さった皆様、本当にありがとうございます!
そこで本日のコラムでは、2018年1月28日(日)までに頂いた要望を要望先ごとにまとめ、列挙しました。
今回頂いた要望数は、なんと75個!似通った意見はまとめた部分もありますので、細かい要望の数はそれ以上となっています。
(取りこぼしやご認識があればご指摘ください)
こう見るとさまざまな要望・潜在的不満があり、EV・PHEVを取り巻く世の中の仕組みから、技術的な面まで幅広い意見があることがわかります。これらを纏めると、特に目立つ問題点・不満点として次の3つが挙げられると思います。
(1)充電課金方式
(2)充電混雑
(3)充電設備の不足および偏在
1つ目の充電課金方式については、GoGoEVユーザーの皆さまは特に存知の通り、現状、時間課金による課金に対する点が問題ないしは不満としてあげられています。とりわけ、充電器出力や、充電する車種が異なっても同じ料金となっており、不公平感を感じる原因となっているという点は、パブリック充電器によって充電するユーザーなら、皆さん、経験があると思います。
これに対する改善案としては、充電器出力ごとの時間課金とする方法や、充電スポットごとに充電料金を設定するアイデアなどが挙げられました。これらが実現すれば不公平感の緩和に加え、充電混雑の平準化にもつながるかも知れません。
2つ目の充電混雑は、ショッピングモールなど、比較的長時間の駐車を行う充電スタンドや、サービスエリアや道の駅など利用者の多い充電スタンドにおいて頻繁に発生している問題です。これに関してはGoGoEVでも充電混雑時のマナー向上を図ってきました。みなさんが気持ちよく充電スポットを利用するためにも、マナーだけでなく仕組みや設備側からも解決を図っていただきたいものです。
具体的な改善案としては、充電器を複数口にする。待機スペースを設ける、待機スペースの配置を工夫することなどが挙げられました。
3つ目の充電設備の拡充です。やはり、まだまだ必要な場所に、必要な間隔で充電器が配置されていないというのが、EV・PHEVユーザーの本当の意見と思われます。特に山道などで充電スポットがなく電欠しそうとなると、かなり怖いですよね。充電スタンドがないところはもちろんですが、あっても基数が不十分な地域も十分あるようです。充電器の拡充によって上記の充電混雑も緩和されるはずですので、ぜひ更なる充電スポットの拡充を期待したいところです。
それでは、意見の一覧をどうぞ!
また、筆者としては、以下の2つの意見にとても共感しました。
・設置者に利益が出るような料金体系を
・ディーラーは販売時に適切な事前説明をして欲しい
1つめの「設置者に利益が出るような・・・」という意見ですが、設置者に利益が出るような仕組みづくりができれば、あとは自動的に充電スポットが増えていくこととなり、EVユーザーも、設置者自身もうれしいWin-Winの関係になります。それだけでなくEVがエコであることを考えると、国だけでなく地球も喜びますね!そういった仕組みづくりは非常に難しく、良いアイデアがないのが現状ですが、是非皆さんも含めて全員で考えていけたらいいですね。
2つ目の「ディーラーは適切な事前説明を」という意見ですが、公共施設であるパブリック充電スタンドの使い方や、課金などの仕組みを購入時に十分理解してもらうことは、その後の不要なトラブルを減らし、より効率的なEV/PHVライフを楽しむことができるのではないかと思います。EV・PHVユーザーのマナーが向上するよう、是非、販売の最前線にいらっしゃるディーラーの皆様には、事前説明をお願いできればと思います。
特にEVの特徴を知っていないとわからないトラブル原因などがありますので、充電特性などを含めEVの特徴をしっかり説明するだけで、減らせるトラブルもあると考えています。マナーやありがちなトラブルも説明してくれるとさらに親切ですね。
以上、本日のコラムでは、皆様から頂いた、自動車メーカー・充電器メーカー・EV関連団体への要望について纏めました。
みなさんの貴重なご意見ありがとうございました。
今回、このように意見を集めわかったことは、非常に示唆に富んでおり、改めて気づかされる点や、普段からEVやPHEVに乗り、また、GoGoEVを運営していても全然気づかない事も多くありました。今後、GoGoEVでも、これら要望を折を見て、関係者や関係機関に伝えていきたいと思います。
今後とも、皆さんの要望やご意見をお待ちしています。
是非みなさんのご意見で、すばらしいEV・PHEVライフを、より快適で素晴らしいものにしていきましょう!
2018/2/25 16:47
nukochin殿の意見は重要。
「NCS 合同会社日本充電サービス」を離れて、充電器の申請やサービスが受けられるような(設置申請)手法が必要。充電器補助金がNCSの充電器設置に流れてしまい、NCS配下になればなるほど、充電料金の徴収スタイルが確立していき、結局高い充電料となっているものと思われる。
NCS も受電電気代に上乗せして管理費や保守料、人件費を乗せないといけませなからね。元来電気代って安い筈で、これに「上乗せしたら」一気に充電価格の魅力が無くなるのは必然。
少なくとも(サービスでビールやジュースを配ってる)ホテルは無料に出来るような策が必要。ビールなんかいらないから無料で充電させてくれと言うのが本音。これもこれもNCSと契約し、無料に出来ない訳による。
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