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2018年6月4日
皆さん、改造された自動車の言えば、どのようなものを思い浮かべますでしょうか。例えば、リアウィングの装着など外装的なもの、福祉車両に見られる運転サポート技術、また、ロボットへ変形する(これは違う!?)などを想像された方もいらっしゃるかもしれません。
今日のコラムは少し趣向を変えて、改造された市販の電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド車(PHEV)を取り上げたいと思います。
○GoGoEV関連コラム:
日産自動車は、リーフの改造オープンカーを2017年よりPR用として使っています。旧型リーフは横浜DeNAベイスターズのリリーフカーとして2017年シーズンより使われ、今シーズンからは新型に変わりました。また、新型リーフは”日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」”のPR用途として、今後、ゼロエミッション社会の実現に向けた取り組みを進める、自治体や各企業にて活用される予定とのことです。
改造点として興味深いのは、いずれのリーフも骨格はオリジナルを踏襲しつつ、5ドアが3ドアに変わっている部分でしょうか。新型リーフのオープンカーも今後、色々なところで見れるかもしれません。
▲日産リーフオープンカー(出典:日産自動車ウェブサイト)
2011年のニューヨーク国際オートショーで発表された「NISSAN LEAF NISMO RC」。NISMOの中でもレーシング用途に特化したモデルです。通常のリーフとバッテリーパック、モーター、インバーターなどは同じものを使っていますが、搭載場所はミッドシップに変更されています。それに伴い、駆動もリアとなっています。この目的は、事故時のドライバーおよびバッテリーへの被害を小さくするためとのことです。
新型リーフはNISMOタイプは既に参考出品されていますが、レーシングタイプはまだお目見えしていませんので、今後の登場が楽しみです!
▲日産リーフNISMO RC(出典:日産自動車ウェブサイト)
三菱自動車は2012年から「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」にi-miev(i-MiEV Evolution)で参加していました。その時にレーシングタイプの改造が行われました。ぱっと見て、ちょっとi-mievとはわからないくらいですよね!?
なお、三菱自動車はこの翌々年、「MiEV Evolution Ⅲ」というモデルにより、同レースの電気自動車改造クラスで優勝しています。
▲i-miev Evolution(出典:三菱自動車工業ウェブサイト)
最後にご紹介するのは、アウトランダーPHEVの改造車「RE-MODEL A」です。同車は日本で初めての量産乗用車「三菱A型」を再現したモデルであり、そこから、「RE-MODEL A」と名付けられました。アウトランダーPHEVの車台およびパワートレインを活用し、その上に三菱A型のボディをつけた構造になっています。
▲RE-model A(出典:北米三菱自動車ウェブサイト)
以上、本日のコラムでは、市販EV・PHEVの改造車を取り上げました。ほかにオリジナル改造をされていらっしゃる方も多いと思います。ご紹介下さる場合は、是非、コメント欄にURLを張り付けて下さい!
●参考ウェブサイト:
-日産自動車、新型「日産リーフ」のオープンカーをお披露目(2018年5月25日付日産自動車ニュースリリース)
-日産自動車、横浜スタジアムへ新広告看板を掲出、あわせて 「日産リーフ」が新たなリリーフカーに(2018年3月29日付日産自動車ニュースリリース)
-NISSAN LEAF NISMO RCをニューヨーク国際オートショーで発表(2011年04月17日付日産自動車ニュースリリース)
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