2024年4月2日
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区 以下、東急建設)、三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区 以下、三菱オートリース)、およびENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区 以下、エネチェンジ)は3月28日、電気自動車(以下、EV)の活用により、建設業界の温室効果ガス排出量削減に向けて共に取り組むことを発表しました。
持続可能な地球環境の保全は世界的な課題であり、国内でも各業界が注力しています。建設業界も例外ではなく、2050年のカーボンニュートラルに向け、日本建設業連合会では、車両・重機のCO2排出量削減に積極的に取り組んでいます※。工期に合わせて車両を使用する建設業界の特性上、工事期間中の移動車両には、調達の容易なガソリン車をレンタルすることが一般的です。このガソリン車をEVに替えることで、走行時のCO2排出量をゼロにできるほか、トンネル工事等の空気循環の芳しくない場所における労働環境の向上も期待されます。
※日本建設業連合会HP より
東急建設は、脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた取り組みが評価され、環境大臣から「エコ・ファースト企業」の認定を受けています。東急建設の「エコ・ファーストの約束 」に掲げた“2030年度までに温室効果ガスの排出量30%削減”を達成するため、移動車両を電動化する取り組みを東急建設・三菱オートリース・エネチェンジの3社が協同で進めていきます。
東急建設:建設現場においてEVの導入を推進し、1台あたり年間1.67tのCO2排出量を削減する。
三菱オートリース:走行性能・安全性能に優れたEVを提案・リース提供し、車検や点検などの車両管理を行う。
エネチェンジ:納車の時期に合わせてEV充電器を設置し維持管理を行うほか、充電量や充電にかかる電気料金のデータ解析を行う。
2024年3月、東急建設の谷本作業所(神奈川県横浜市)、学芸大学総合事務所(東京都目黒区)、伊勢崎作業所(群馬県伊勢崎市)に、合わせて4台の三菱ekクロスEVが納車、エネチェンジの6kWのEV普通充電器4基が設置されました。三菱オートリースは、東急建設の車両導入計画に合わせて、今後もEVの提案・リース提供を継続して行います。また、エネチェンジの充電器は、車両の増減や建設現場・作業所の変更といった使用実態に合わせた設置が可能であり、今後も最適な充電環境の提供を行っていきます。
設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が導入可能。商業施設や宿泊施設などの目的地となる場所への導入をはじめ、マンション向けにも導入ができるオールインワンサービスです。EV充電エネチェンジは、EVユーザー向けサービスも充実。充電スポットの検索はもちろん、誰もがいつでも充電器を利用でき、月額費用なく使った分だけ料金をお支払いいただくシンプルさが魅力です。e-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電カードでも利用できるようになり、利便性がさらに高まりました。
EV充電エネチェンジウェブサイト:https://ev-charge-enechange.jp/
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