2025年1月24日
超急速EV充電サービスを提供する株式会社パワーエックス(本社:東京都港区 以下、パワーエックス)は1月23日、新たに法人向けに「PowerX EV充電法人プラン」の提供を開始することを発表しました。社用車のEV化を進める製薬大手アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区 以下、アストラゼネカ)と連携し、日本全国へ超急速充電インフラの拡充を進めます。
アストラゼネカは、医薬品の開発・販売を行うとともに先進的な脱炭素目標「アンビション・ゼロカーボン」を設定しており、2026年までに自社事業の温室効果ガス排出量を98%削減することを目指しています。
2021年から全国の医療機関を訪問する医薬情報担当者(MR)の営業車へEV導入を進め、2024年には社用車の約70%(1,400台)をEV化することに成功しましたが、その一方で社用車としてEVを活用することの課題も見えてきました。
・転勤が多いMRは賃貸住宅に住んでいることが多く、賃貸駐車場へ基礎充電を設置できない
・毎日充電が必要になるため、日々のスケジュールに充電の時間を組み込まなければならず、スケジューリングが困難
・目当ての充電場所が空いていなかった場合のプランBを常に用意しなくてはならない
・急速充電は30分の時間制限が設けられていることが多いが、短時間のため充電中の時間をうまく活用できない
など
これらの課題に対し、解決の手段となるのが、今回発表された「PowerX EV充電法人プラン」です。今回のプランでは、月額基本料金は不要。充電した分だけの料金負担、かつ充電した電力量に応じた従量課金となっているので、毎月の固定費がかからず、充電コストも明瞭です。
パワーエックスのEV充電ステーションは、国内最速級の150kWで超急速充電が可能なため、充電にかかる時間も大幅に短縮。また、3日前から予約が可能となっており、充電器の順番待ちや、空いていなかった場合に別の充電場所を探すストレスもなく、日々の充電を計画的に行うことができるようになります。
さらに、最大75分まで充電可能なので、充電中の時間を営業活動やミーティングに充てるなど、有意義に過ごすことができるのもEV社用車の運用にぴったりのポイントです。
2025年1月現在、パワーエックスの超急速充電ステーションは全国に58か所展開しており、すでに250か所への拡大が予定されています。
今後はアストラゼネカのEV営業車両運用データを共有の上、全国の充電に困っている場所や寒冷地などへ充電ステーションを拡充し、多くのEVユーザーが感じている「充電インフラの不足」や「充電速度が遅い」といった課題について解決していきます。
また、純再エネ100%によるEV充電が可能なパワーエックスの超急速充電ステーションを拡充することで、企業の脱炭素化を促進し、より持続可能な社会の実現を目指していきます。
PowerXは最大出力150kWの超急速EV充電サービスを提供しています。従来の発電方法で充電する「Economy」から、純再エネ100%の「Premium」までの3つの料金メニューを選択可能で、充電した分の充電料金を支払う従量課金制となっています。個人向けには月額料金なしの一般利用に加え、2024年11月18日からは月額制の「PowerX First」の提供を開始し、75分の充電時間や3日前からの予約機能などにより、さらに快適なEV充電を体験することができます。
PowerX WEBサイト:https://power-x.jp/ja/
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