GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2015年2月24日
現在、充電認証はシステムの過渡期にあり、充電スタンドの認証サービスをすぐに理解するのは容易とは言えない状況にあります。そのため、GoGoEVでは、独自で各種認証サービス、システム等を調査し、皆様との情報共有を行ってきました。
これまで充電認証サービスの中心であった、①チャデモチャージ、②ジャパンジャージネットワークの2つの認証充電サービスは今年3月31日をもって終了し、4月以降は自動車メーカー4社(トヨタ自動車、日産自動車、三菱自動車工業、本田技研工業)が設立した合同会社日本充電サービス(NCS)に引き継ぐこと、NCSのサービスの概要などを、本コラムでもご紹介しました。
●GoGoEVコラム(2014年12月26日付)
【EV充電サービス】充電認証サービスの最新情報(2014年12月26日現在)●GoGoEVコラム(2014年1月6日付)
【EV充電サービス】充電認証サービスの最新情報(2015年1月6日現在)~NCSがカード受付開始~ところで、NCSネットワークの急速充電器は、2015年4月には4,000基以上、普通充電器も2016年3月には5,000基以上となる見込みです。これら充電スタンドを使用するには、月額料金等を払って各自動車メーカー、運営会社の認証サービスに参加をするか、クレジットカード等を登録し割高のゲスト料金を支払わなければなりません。
具体的には、私たちユーザーがNCSネットワークの充電器を使うために加盟できる認証カードの選択肢として、NCSが運営するNCSカード、日産自動車の日産ゼロ・エミッションサポートプログラム・スタンダードプラン、トヨタ自動車のPHV Drive Support プラス、三菱自動車の電動車両サポートカードがこれまで発表されていました。
そして今回、これらの認証カードに加え、JTBコーポレートサービスが発行するNCSネットワーク機能付きおでかけカードが新たに発表されました。NCSネットワーク機能付きおでかけカードの料金設定は、以下のとおりです。
(出典:JTBウェブサイト)
普通充電器を都度料金無料で使用できるカードが月額2500円、これに加え急速充電器を15円/分で使用できるカードが月額5000円となっています。NCSネットワークの普通充電器を都度料金無料で使用できるカードは現在のところ、このJTBの認証カードのみです。
また、NCSのカードの料金設定は、以下の通りです。
(出典:NCSウェブサイト)
尚、ゲスト料金は、急速充電器は1分50円(+税)、 普通充電器は1分8円(+税)と設定されています。
これらの料金をもとに、普通充電器のみに注目し、充電料金を計算してみると、以下のグラフのように4時間14分まではゲスト料金、4時間14分から7時間20分まではNCSカード、7時間20分以上がNCSネットワーク機能付きおでかけカードがお得になるという計算結果になります。ただし、JTBのカードには、NCSネットワーク以外の普通充電器が使用できること、日本全国約1,700箇所のレジャー・観光施設でご利用いただける割引サービスを受けられる「えらべる倶楽部レジャー」等のサービスがあるという点に注意が必要です。
普通充電器を外出先で定期的に利用するという方にはNCSネットワーク機能付きおでかけカードは、お得なカードだと思われますが、外出先では急速充電器しか使わないという方にはあまりお勧めできません。ご自身の充電スタイルと照らし合わせて、各会社が発行する認証カードを選択することをお勧めします。
●参考ウェブサイト
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
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