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2015年7月27日
「有線充電プラグを使用するよりも、街で電気自動車を充電するためのより良い方法があると確信している。」そう語るのは、 米国の充電インフラ会社Hevo Powerの創業者JEREMY MCCOOL氏。
同社はこれまでワイヤレス充電の実現に向けて取り組んできました。ワイヤレス充電についてはトヨタ、日産など国内大手企業も実証実験を行っておりますが、本日のコラムでは、米国で注目を集めるこのHevo Power社の取り組みについて見ていきたいと思います。
そもそもワイヤレス充電とは何かということですが、あらかじめ設置してある充電器の上に駐車し、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に充電を行うのがワイヤアレス充電です。基本的には普通充電器と同時間で充電することが出来、ケーブルを繋ぐなどの手間が一切なくなるのがメリットになります。そのため、手軽に充電することが可能になり、EV・PHEVの普及に大きく貢献すると見られています。
▲ワイヤレス充電のイメージ(出典:Hevo Power ホームページ)
それでは、本日取り上げるHevo Power社はアメリカでどんな取り組みをしているのでしょうか。同社はマンホールのように見える、都市景観に控えめにフィットするようにつくられた充電器を開発しました。この充電器をニューヨーク大学に設置し、2015年の秋までには実証実験を行う予定とのことです。ニューヨークはアメリカの中でもアパートの数が多く、街中で充電する難しさが課題とされていました。これをワイヤレス充電システムによって解決を目指そうとしています。
上述のHevo Power社の創業者JEREMY MCCOOL氏はニューヨーク中にワイヤレス充電器を設置する事を「不可能な旅のように感じている。」と語っています。しかし、実際にワイヤレス充電器が設置されることを想像すると、それは、今よりもっと気軽に、簡単に充電することを可能にし、街の景観もより良いものになるかもしれません。
また、以前GoGoEVコラムでもご紹介した「街路灯一体式充電器」が街中で見ることが出来ると、EV・PHEVの方の充電できる場所の選択肢も増えて、充電自体も楽しみの一つになるかもしれません。
▲街灯一体型充電器(出典:松井電器産業)
▲BMWの街灯一体型充電器(出典:clicccar.com)
○GoGoEV関連コラム
-【EV】日本の「街路灯一体式充電器」(松井電器産業)(2014年12月22日付)
-【EV】景観を崩さない!BMWの「街灯一体式充電器」(2014年12月1日付)
今後、景観にも配慮され、それらで充電することが楽しくなる時代が来ると良いですね。
●参考ウェブサイト:
2024年11月18日 【結果報告】環境問題への対策のための実証実験【昼充電へのシフトによる環境貢献】New |
2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
2024年10月1日 idemitsuでんきの【3つのおトク】!新規入会で電気料金が割引になるキャンペーンも実施中!【11月30日まで】 |
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