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2015年12月7日
今回の東京モーターショー2015でも注目を集めた燃料電池自動車(FCV)ですが、現在一般に発売されているのはトヨタ自動車のMIRAI一車種のみです。ただ、ホンダを始め複数の企業が今後FCVの展開を考えており、徐々に車種も増加するものとみられます。
ところで、そのトヨタ自動車のFCV「MIRAI」の製造工程がYoutubeにて公開されていますので本日はそれについて取り上げたいと思います。
●GoGoEV関連コラム:
【EV】日産リーフの組み立て工程動画MIRAIは豊田市にあるトヨタ自動車の元町工場で、専用ラインにてほぼ手作業で組み立てられています。生産台数は1日3台程度で、そのため年産700台程度となります。また、リーフのような混流生産ではなく、MIRAI専用の組立ラインで製造されています。
動画は以下です。まずはじめにボデーにワイヤーハーネスなどが取り付けられ、続いてシャシーが取り付けられます。
シャシーには燃料電池システム、水素タンクシステムを組み付けられ、漏れが無いのかのチェックが行われます。その後、モーターやフロントグリル、タイヤなどが取り付けられていきます。
その後、内装が組み付けられていき、フロントガラス、シート、ドアが取り付けられ、その後、検査工程になります。ここでは検査員が丁寧にチェックしていきます。
最後に検査ローラー上でブレーキなどの検査が行われ完成です。今後、トヨタ自動車は生産台数を引き上げる予定ですが、手作りであれば大幅な増加は当面難しいかも知れませんね。FCVに燃料を供給する水素ステーションはまだまだ100ヶ所以下ですが、今後徐々に増えると、FCVの普及も進むかもしれません。
EV、PHEVも含め、環境によい自動車がどんどん増えることを期待したいです。
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