GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2016年5月6日
先月発生した熊本地震被害に合われた皆様に対し、心よりお見舞い申し上げます。まだ多くの方が避難所生活をされているとのことで、一刻も早く避難所から出られるようになることを願っています。さて、本日のコラムでは熊本県下で緊急的に行われている充電スタンドの無償開放状況について取り上げたいと思います。
地震発生後、GoGoEV事務局では充電スタンドオーナー様などから聞き取り調査を行い、無償で開放している充電スタンドをご紹介して参りました。さらに、先月25日12時より、日本充電サービス(以下、NCS)に加入する充電スタンドでも充電サービスが期間限定で無償化され、一般開放されています。
▲NCSによる熊本県下の充電スタンド無償化の告知文(出典:NCSウェブサイト)
○GoGoEV関連コラム(2016年4月18日付):
-【充電インフラ】平成28年(2016年)熊本地震・EV/PHEVにて被災地支援を行う際のお役立ち情報
今回、NCSによって無償開放される充電スタンドの対応は大きく2つに分かれているようです。一つ目は、認証システムを使って無償充電できるようにしてある場合、もう一つは、認証システム自体が停止され、充電できるようになっている場合です。
一つ目については少し分かり難いので丁寧に説明したいと思います。
通常、NCSの充電スタンドでカード認証する場合、日産ZESPカードや三菱電動自動車サポート充電カードなどによって認証を行います。ここで使われるのがJR東日本のSuicaや、電子マネーのEdyなどでも使われるFelicaという技術なのですが、今回の無償化に際しては、あらゆるFelicaカードによって認証が可能なようにサーバー側で設定が行われました。
すなわち、何らかのカードによって認証システムを起動さえすれば、課金されずに無償で充電が可能となります。
一例として、セブンイレブン等で使える電子マネー「nanaco」によって認証をしてみました。
充電カードでは無いにも関わらず認証され、充電が開始されました。つまり、認証システムが稼働している充電スタンドではどのようなカードでも良いので、Felica対応のカード/携帯電話があれば充電が可能になります。
もう一つが、認証システム自体を停止し、充電器と自動車を接続さえすれば充電ができるケースです。熊本県内を走ると、ディーラーの充電スタンドを中心に、この形で無償開放されているスタンドを見かけました。
なお、GoGoEV事務局が確認したところ、今回の無償開放では急速充電器、普通充電器問わず利用できるようです。南阿蘇村などではまだまだ断水が続いているようで、一部、電気自動車からの電力供給の需要などもあるようです。無償開放の充電器が有効に活用され、被災地の復旧・復興に役立つことを期待しています。
●参考ウェブサイト:
-熊本県における充電サービス無償化特別措置の実施について(合同会社日本充電サービス)
2016/5/14 07:21
こんな事ができるなら、もう3つ可能性がある。
・wifi無線ルータを持っている充電器もあるのだから、それらも簡易に繋がるようにしては如何か。
・基本制御盤なのだから(パソコンや専用のメンテナンスツール)を繋がるような一般の100vコンセントがあっても不思議ではない。それらの緊急時の開放。
・大容量コンデンサや瞬停防止パワーサプライ、もしくはUPSが備わっているなら、限定的に数台でもいいから、スマホや携帯ぐらいは充電できないか。
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