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2016年11月15日
11月2日、日産自動車株式会社より新しい電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したコンパクトカー「NOTE e-POWER」の発売が発表されました。ここで気になるのが、「NOTE e-POWER」はEVなのか、それとも違うのかということです。
ウィキペディアで調べると、『電気自動車(でんきじどうしゃ、electric car)とは、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する自動車である。』と定義されています。
これに基づくと、NOTE e-POWERはEVではありません。何故ならば、「e-POWER」はガソリンをエネルギー源とし、電動機を動力源として走行する自動車であるからです。つまり、ガソリンを使って発電した電気でモーターを駆動して走行するのです。
引用:日産自動車プレスリリース
電気自動車との重要な違いは、外部電力から充電することができないことです。そう、プラグインではありません。
ですが、モーターには日産リーフにも搭載している大出力モーターを搭載しているため、乗り心地はEV特有の高加速を味わうことができます。
ガソリンを燃料にしているため、電欠を気にする必要もありません。最も安価なモデルでスペック上は燃料タンク容量は35L、JC08モードで燃費は37.2 km/Lです。実燃費がスペック値の70%であると仮定してざっくり計算すると35L×37.2×0.7でガソリン満タンの状態から911km走行することができます。
ではハイブリットとはどう違うのでしょうか。以下の図は日産自動車様のプレスリリースで使用されている図になります。右側の従来型ハイブリットは駆動にエンジンと小型モーターを併用しています。それに対して、e-POWERはモーターの駆動だけで走行します。そこが違いです。
引用:日産自動車プレスリリース
従来型ハイブリットでは自動車の使用状況によってエンジンの出力を変える必要があったのに対して、e-POWERではエンジンが駆動と切り離されている為、最も効率が良いエンジン回転数で発電することができる為、高燃費を達成することができています。
完全なEVではありませんが、電気自動車の高加速性、静粛性に近いものがあるNOTE e-POWERは良い車なのではないでしょうか。EVは航続距離が短くて購入してこなかったという方にとって、EVを買う入口の車になって欲しいですね。
▼参考:
日産NOTE e-POWER 商品ページ(執筆:s_kuroda)
2016/11/20 22:49
gogoEV的に、もっと新型・電気自動車の知りたい所を取材「EV車の欠点・問題点はここから切り込む」みたいな、取材を敢行するべきでは。
1、グレードによる装備の違いをもう少し突っ込んだ記事。
2、ことEV車は燃費に直結するのだから/暖房・冷房の機械構造や仕様。
3、電池交換と寿命予測
この3例だけを挙げるなら、日産に聞けば簡単におしえてくれるんじゃないかな?「EV車の初物・取り上げる記事」なら押さえておいてもしかるべきと思います。
なにかと話題なので、(その内)乗車レビューされると思うのですが、「最も効率が良いエンジン回転数で発電」が本当に登坂時や高速走行でも維持できるのか疑ってますが、この車の電池容量が少ないと思うんですよね。当然電池容量が足りなければ、高速回転で回す以外手がないですから「エンジンが唸る」と思うんです。さて如何に。
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