GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2019年12月16日
12月初旬、日産自動車から充電サービス「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」(以下、ZESP3)が発表され、いよいよ本日12月16日から加入受付が開始されます。
これまでの、ZESP2「使いホーダイプラン」は、月額2,000円(税抜)で日産自動車とNCSが提供する急速充電器を、無料で使い放題となるお得な充電サービスでした。自宅での充電がメインの方向けには「つど課金プラン」があり、月額1,000円(税抜)で、急速充電器を利用する場合は、15円/分で充電可能となっていました。
今回、新たに加入受付が始まったZESP3では、ZESP2にあった急速充電器を無制限で利用できるプランがなくなり、10分単位での課金制へと変わりました。
また、「プレミアム」のプランについては、無料充電が含まれているものの月額基本料金4,000円~と、ZESP2と比較すると大幅な値上がりとなりました。(3年定期契約で、1,500円/月の割引が適用されます。)
この変更について、EVオーナー特に日産リーフユーザーの反応はどうでしょう?
Twitterに投稿されている反応を見ていきましょう。
自宅に充電設備がある人はともかく、マンション暮らしでリーフの維持は正直厳しい。充電費用の安さ分と不便さはバーターであると納得してきたが、手放すことも視野に入れる。今回の大幅値上げではEVに魅力を感じる人はいないだろう。EV自体は良いものなので非常に残念。#ZESP3
— kimopy (@kimopy) December 6, 2019
マンションに住んでいる方や、自宅に充電設備がない方にとっては、外での充電が必須となります。
急速充電を利用した場合、充電時間に応じて料金がかかるZESP3では、ランニングコストが上がってしまいそうですね。
#ZESP3 の無料充電分についても、1ヶ月しか繰越出来ないのもおかしなところ。
— ZESP2_USER (@Zesp2User) December 6, 2019
1ヶ月繰越のみだと、GWや年末年始のために温存しておくことも出来ない。
毎月月末になると、先月繰越分を無駄に消費する輩が大量発生するのも目に見えているし、日産の施策は正しいとは思えない。
無料充電分が1ヶ月しか繰越しできない点を、心配をされている方もいるようです。
長期休暇時など遠出する場合は、充電時間が増えて料金が上がってしまうのに対し、それ以外の月末は無料充電分は消化しないと損!とばかりに急速充電スタンド利用者が急増することを懸念されています。
一昔前なら、携帯電話の無料通話分の心配。今なら、スマホのデータ通信料の心配をするのと同じような状況におかれますね。
確かに、月末が近づくと、安心してwifiが繋がらないところでも、動画を見出す...という状況と同じことが想定されそうです。スマホのデータについてなら他のユーザーに迷惑がかかりませんが、充電スタンドの場合は本当に利用したい方が待たなければならない、という状況が発生することを心配されているようですね。
ZESP3の急速充電使いたい放題の廃止や基本料金の値上がりにより、不満の方ばかりかと思われましたが、納得されている方もいるようです。
ZESP3 普段長距離移動時しか急速充電しないから、思ったほど悪くなさそう。
— yadamon709 (@yadamon709) December 11, 2019
普通充電無料で値上げ分もチャラかな。https://t.co/6IihTZNtyj#リーフ#ZESP3
急速の回数制限ばかりであまり話題にされていないが、今まで有料だった普通充電が無料になったのは何気に嬉しい。時間制限も無いんだから急速の余剰分繰り越しなどと併用しながら上手く使えばいいんじゃないかな?
— シニーチ (@ansin211) December 4, 2019
あとは充電設備がどれだけ増えてくれるか期待したいところ!#日産リーフ #ZESP3
ZESP3 プレミアムなら、ZESP2では1.5円/分かかっていた普通充電の料金が、無料となります。この点に着目して、新プランに期待される方もいるようです。
ただ、すでに普通充電器については、無料プランがある三菱やトヨタなどの充電サービスがあります。現在でも、人気のショッピングモールなどの週末は、普通充電器が全機利用されていることも少なくないですが、今後さらに普通充電器の利用率が上がって来ることが考えられますね。
日産自動車公式のTwitterアカウント「日産自動車(EV専用)」では、ZESP3発表後に下記のようなツイートがありました。
ご意見ありがとうございます。10分単位というのは「課金」の単位でございます。充電時間は30分のまま変更はありません。充電時間に対してより意識的になっていただき、充電渋滞軽減につながるよう、課金の単位だけを10分単位にいたしました。 https://t.co/KLh5NxMEro
— 日産自動車(EV専用) (@NISSANEV) December 6, 2019
「急速充電は1台につき30分充電できるのだから、30分フルで充電しよう!」という考えではなく、10分単位の課金によって、必要な分のみを充電するように心がけるように意識してほしいそうです。
この意見に関しては、GoGoEVが行ったアンケートでも、同様の回答をいただきましたね。
急速充電器に関しては、必要な車が必要な量だけ充電することにより、高速道路のサービスエリアなどを中心に起こっている充電渋滞を解消できるといいですね。
また、ユーザーの方からの質問についても回答しています。
・EVを複数台所有しても、一枚のカードで充電できるか?
— 日産自動車(EV専用) (@NISSANEV) December 6, 2019
→その通りです。追加カードも月額500円(税別)で1枚作成可能です。充電料金はご契約のプランに準じます。
・日産以外のEVも同じ扱い?
→その通りです。他社EVユーザーの加入も可能となります。 #ZESP3 https://t.co/KfmPJPGc5u
ZESP3は、日産ユーザーの方以外も加入できるようです。また、1契約につき、複数台のEVで利用することも可能で、追加カードも有料で作成可能となるそうです。
以上、ZESP3加入受付開始に合わせて、Twitterでの反応をまとめてみました。
ZESP2の契約期間が残っている方は、もちろん契約期間内(最長5年)は、ZESP2の契約内容で充電スタンドが利用できます。そのため、いきなり急速充電器が空き始めるということは考えられませんが、今後徐々に充電スタンド利用の流れが変わっていくことが考えられます。
今後の日産の動向やリーフの売れ行き、他社の充電サービスに変更はないか、などEV・PHEVを取り巻く状況などにも注目ですね!
各社の充電認証カードをまとめた一覧をはじめ、会社毎の充電サービスプランも一覧表でご確認いただけます。
新テーマは、充電スタンド利用時のトラブルについて!皆さんの体験談や解決策について一緒に話そう。
2020/1/21 01:52
ゼスプ3は本当に改悪でしかありませんね。時間で課金ではなく、充電量で課金する事は出来なかったのか?と思います。
各地の充電スポットにある充電器の出力は、20kwの低出力のタイプ~90kwの高出力のタイプまで、その差は4.5倍です。
リーフで平均電費は1kwh当たり7~10km。
運悪く20kwの充電器しか近隣に無かった場合、気候が良く、充電効率が最高だったとして、10分で3.3kwh、30km程度走れます。氷点下だった場合は、恐らく半分以下。エアコン付けて車内で充電待ちをするなら、1kwh貯まるかどうか?7km程度走れますかね?と言ったところです。10分400円だとして、50km先の次の充電スポットへ行くのに、70分2,800円必要です。
これが今ある最高出力90kwhだと時間も費用も段違い。そもそも日産のお店にある充電器ですら、そのほとんどが44kwの出力です。ある意味、使い放題だから成り立っていたリーフで旅行。どないせぇって?
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急速充電器では、必要な充電量が確保されれば制限時間前でも充電を切り上げ、他の方に譲ることを心がけています。「充電器は公共のもの」を心がけています。 (melita3さん)